奇蹟のグループ「いきものがかり」の10周年ライブを観て、感動とともにある胸騒ぎを覚えた。

昨日、 「いきものがかり」の10周年ライブのファイナル公演のライブビューイング(実際のライブをリアルタイムで生中継したものをスクリーンで観ることができる)を観てきました。

 

タイトルは……

 

「超いきものまつり2016 地元でSHOW!!
~海老名でしょー!!!〜 / 〜厚木でしょー!!!~」

私も妻もいきものがかりのファンです。去年は、ファンファンファンファーレとかいうライブを嵐の中にもかかわらず観に行って感動した覚えがあります。

 

今回の10周年祭りは厚木周辺でしか開催されなかったため、ライヴビューイングであきらめましたが、やはり歌声・楽曲ともにすばらしくて感動しました。

しかし、感動しながらも、なぜか「彼らのパフォーマンスをいつまで見守り続けられるだろうか」という悲しい気持ちが湧いてきました。

 

途中、衣装替えの間に、10周年記念ということもあって、路上ライヴをやっていたころの写真や当時のエピソードがスクリーンに映し出されました。

最初は自分たちのグループのみで300人の会場を埋めることに苦労したという話や、ボーカルの吉岡さんがスランプに陥った話など、この日までに辿ってきた紆余曲折が、走馬灯のごとくスクリンーン上を流れていきました。

 

その後、アンコールが何回か続いたのですが、吉岡さんの様子がおかしいように感じました。なんというか、歌声が、感極まって泣き出してしまう寸前のようだったのです。

10周年の区切り、それも地元でのコンサートということで思い入れが強かっただけかもしれませんが、私はなぜか「終わりが近いのでは?」と感じてしまいました。

 

そんなことを考えているうちに、最後の歌がコールされました。

「自分たちの気持ちを伝えたい」ということで、選曲は「ありがとう」でした。

 

 パフォーマンスを終えた吉岡さんは、最後の最後に、広い広いコンサート会場・厚木市荻野運動公園に集まっている数えきれないファンたちへ向けて、マイクを使わずに……

 

叫びました!!!!(笑)

 

残念ながらちゃんとは聞き取れなかったのですが、「またお会いできる」とか、そのようなことを言っていました。


私はこれまでに色々なミュージシャンのライブに参加してきましたが、いきものがかりのライブはその中でも1位2位を争うほど感動したので、どうか私の懸念が当たりませんようにと、祈る気持ちで思っている今日この頃です。