『何も知らないまま突撃タイ旅行記 〜宿編〜
どうも、お騒がせ娘です。
何の準備もしないまま突然始まったタイ旅行。
今回は滞在した宿泊施設の話を中心にお届けします。
超アットホームな格安ホステル、プール付きのリゾートホステル、ロケーションが最高のコテージ、タイ式のスイートルームかな!? と驚くくらい広いホテルなどなど、宿編も話題が満載です!
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〇タイの格安宿は思ったより快適??
飛行機でタイのチェンマイに降り立ったその日は、到着時間が夕方だったこともあって、一泊分だけ事前に宿を予約しておきました。
ふたりで1500円くらいだったかな?
値段が値段だし、いろいろと覚悟して行ったけど、意外と清潔で部屋自体は悪くない。荷物を丸ごと突っ込める巨大なロッカーが付いてるし、部屋の鍵も一応付いてるし……。
ただし、プライバシーは薄め。壁は薄いし扉も心もとないし、部屋の前を人が通りかかるたびにそわそわ。
一番きつかったのはシャワー&トイレルーム。ほとんどトイレにシャワーをくっつけただけみたいな空間で、そこに裸足で出入りすることにめちゃくちゃ抵抗を感じました。
トイレは専用のシャワーを使って手動で流すタイプだし、これからこういうトイレとシャワーしか使えないのかと思ったらげんなりした。
クーラーなしで扇風機が付いているタイプの部屋だったけど、夜は問題なく快適に眠れました。(と言いつつ、悪夢を見まくったけど)
共用部には広いカフェスペースが用意されていたり、2階にもテーブルセットが並んでいたりと、くつろげる場所もたくさんあって、朝は2階から現地の人たちが生活する様子を眺めながら朝陽を浴びるという、なかなか贅沢な時間を過ごせました。
そしてこの先いろんな宿を泊まり歩くうちに、2人で1500円というのはそこまで格安でもないことを知るのでした。
◯テント泊の後はプール付きリゾートホステルは
2日目以降、しばらくテント泊が続いて、雨風雷の夜をやり過ごした後、再びチェンマイに戻ってきました。
体力もメンタルも削られてふらふらだったから、ちょっぴり奮発してプール付きのリゾートホステルへ。
部屋の窓からの景色も素敵で、日当たりも良く、これで一泊2000円は驚きでした。このあたりにはちょこちょこプール付きの宿があって、値段も同じくらいかもっと安かったりしました。
◯超アットホームなチェンライの安宿
旅中、諸事情あってひとりでチェンライにたどり着いた時に泊まったホステル。なんと一泊800円でした(ひとりでもふたりでも)
ほぼベッドしか置けない狭さ、扉も窓の部分は網戸オンリー。鍵はクルクル回すネジ式。女ひとりで泊まるにはなかなか不安でしたが、宿の方たちが「私たちのことは家族だと思ってね」と、滞在中ずっと気にかけて下さったことで、ひとり旅の心細さがだいぶ薄れました。
テラスが最高で、ここから夕陽や朝陽を眺める時間が最高だった。
夜、外から眺める建物の雰囲気が童話の世界みたいで素敵でした。
「この果物(スターフルーツ)を道端で拾ったんだけど、食べられるかな?」
「(爆笑しながら)死にはしないよ」
なんていう会話が繰り広げられたり、宿の方たちとの交流が楽しくて、またチェンライを訪れた際は泊まりたいと思える宿でした。
◯心ときめくメルヘンコテージ
タイの中でも特に思い入れの深いパーイ。チェンダオで知り合った台湾人アーティストさんに教えてもらった広い庭付きのコテージに、現地で合流した友人たちと共に3泊ほどしました。
外観も内観も可愛いし、庭もカラフルなブランコやハンモックが設置されていたりとメルヘンチック。
中心地から20分くらい歩く必要があるけど、その分、静かで居心地がよかったです。
通常、一泊1400円のところを、台湾人のお兄さんとお知り合い割引で1200円にしてもらっちゃった。
庭にはパパイヤやココナッツ、バナナなど、いろんな果実が生っていました。台湾人の友人がパパイヤをゲットして分けてくれたおかげで、もぎたてのパパイヤを食べる機会にも恵まれました。
タイは宿のシステムも適当で、「もうちょっとここにいようか」って勝手に居着いても誰も文句を言いません。出る時に滞在した分の料金を追加で払えばノー問題です◎
(予約で部屋が埋まってたら追い出されるだろうけも)
◯野生みあふれる小屋暮らし
お洒落なコテージを出た後は、野生みあふれる古屋暮らしが始まりました。こちらも広い庭付き&前室ハンモック付きでお値段はなんと一泊800円。
最初はトイレの扉が閉まらなかったり、玄関の扉が内側から閉まらなかったりで気が滅入ったけど、だんだん慣れてどうでもよくなり、どうでもよくなった頃に閉め方がわかったり、トイレの扉もコツを掴んで閉められるようになったりで快適になりました。
すぐ近くには川もあって、暑い時間帯は水浴びをして涼を得ていました。
トイレ&シャワールームはこんな感じ。今回泊まった中でシャワールームはここが一番粗雑だったんじゃないかな。
この宿に限らず、シャワーは水圧が弱くて温度も安定しない。夜は存外冷えるので、ぬるい水みたいなシャワーを震えながら浴びる羽目になることもしばしば。
ここのシャワーもそんな感じだったんだけど、途中から、気温が高いうちにさっさと浴びてしまうことでストレスを感じなくなりました。
◯ふたりで一泊1600円のスイートルーム!?
旅も終盤に差し掛かり、PCRを受けるためチェンマイに戻ってきた際に予約したホテル。
アプリで見つけて適当に予約したのだけど、部屋に着いてみてびっくり。
広い! 謎のロッカーがいっぱい!
トイレ&シャワールームも超豪華で綺麗!
部屋だけでも広いのに、さらに廊下の先に小さなデスクセットまであるー!
一瞬、どこまでが自室なのかわからなくなって混乱しました。
眺めの良いテラスにはテーブルセットも置かれていて、夜はこちらでささやかなパーティーを開きました。
タイの宿は同じ値段でも部屋の設備や広さにめちゃくちゃ差があるので、そのあたりの当たり外れもお楽しみポイントかなと思います。
予約なしで直接行っても空いてる時は空いてるし、事前に部屋を見せてもらえるところも多いので、現地を歩きながら気になった宿にふらりと入ってみるのもありです。
以上、突撃タイレポ宿編でした。
これからタイに行く方の参考になれば幸いです。