ハプニング満載のドタバタ台湾旅行記⑤(観光パートⅡ&衝撃のハプニング編)
数回に渡って連載を続けてきた台湾旅行記も、今回でラストとなりました。
パート⑤の今回は、花蓮のホテルに泊まった翌日の話。
この日は、ホテルを出た後、太魯閣峡谷、三仙台を見学して花蓮駅に戻り、列車で台北の松山に戻るというハードな行程でした。
太魯閣峡谷は、美しい川も流れているとてもすばらしい景観のところです。
このあと、ガイドさん大急ぎの九份見学となります。
それまでのトイレ休憩の間隔が開きすぎていたため、途中、妻が耐えきれなくなって「トイレはどこですか」とガイトさんに聞きました。
ところが、返ってきたのは「無い」という無情な答え。
真っ青になりかけた妻でしたが、なんと、トイレが見つかったんです。
同じツアーに参加していた他の方も我慢していたらしく、妻のあとにぞくぞくと続いてみなさんもトイレへ。
ほっとしました。
後でわかったんですが、なんとこのガイドさん、夜にデートの約束があったらしく、それに間に合わせるためにかなり飛ばしてツアーを進めていたようです。
ガイドさんの予定通り、ツアーはハイスピードで進んでいったわけですが、このあと意外なアクシデントに見舞われます。
仇分を大急ぎで駆け抜けたあと、バスは免税店へと向けて走っていました。
この日、バスの運転手さんは、模範的な優良運転をされていました。
……にもかかわらず、途中で乗用車と接触してしまいました。
交差点を右折するバスの脇に乗用車が突っ込んできたのです。
停止すると、乗用車の運転をしていた母親が、鬼のような血相でバスに怒鳴り込んできました。
こういう場合、台湾では「言ったもん勝ち」だそうです。
しかも、こちらが呼んだ警察官は、すでに相手の母親に簡単に買収されており、バスが悪いと言い張ります。
しかも、法外な金額の示談金を要求してくるのです。
なんとも理不尽な話ですが、車で道を塞がれており、お金を出さないと前に進めないような状況でした。仕方なく運転手さんは財布の中身を見せて、「これだけしかない」と訴えました。
その額、日本円にして約2000円。
さすがに足らんやろうと思って見守っていたら、なんとこの母親、その2000円を受け取った途端、さっきまで浮かべていた鬼の血相はどこへやら、満面の笑みで去っていきました。
……そうです。
みなさんお気づきの通り、そいつは台湾の当たり屋だったのです。
アクシデントを乗り越えた後、台北で夜ご飯にありつきました。
有名な「鼎泰豊」(ティンタイフォン)というお店でで飲茶ディナーです。
小龍包が有名なんですけど、確かにおいしかったです。
……が、なんとこのお店、京都の高島屋にも店舗があるそうなんです!
戻ってから調べてみると、大阪の高島屋にもありました。
その日は超満員でゆっくり食べれなかったので、今度は大阪の高島屋でゆっくり味わいたいと思っております。
次の日は有名な故宮博物院、忠烈祠の衛兵交替を見学して、そのまま日本に帰国しました。
いろいろ詰まっていて盛りだくさんだったけど、なかなかハードな旅行でした。ある意味、台湾周遊らしかった……かな?
ということで、これを年内最後のブログとさせていただきます。
今年もたくさんの方に読んでいただけてよかったです。
特に、いろいろ反応を下さった方、ありがとうございました。
来年もマイペースに続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、みなさまどうぞよいお年を~★