何も知らないまま突撃タイ旅行記 〜タイの京都で寺巡り編〜
どうもー! お騒がせ娘です。
大人気のタイ旅行記、今回はチェンマイからバスで3時間くらいの距離にあるチェンライという街でお寺巡りをした時の話を書きたいと思います。
現地で会った友人から、チェンマイが日本の大阪ならチェンライは京都だという話を聞いて、そろそろチェンマイにも飽きてきたしそっちに行ってみるか〜と軽い気持ちで移動することに。
京都のように伝統的な建物が並ぶ美しい景観を期待して到着したものの、街並みはチェンマイとそんなに変わらない雰囲気。
チェンマイよりちょっと落ち着いてるかな? お店の雰囲気や並ぶ商品もちょっと違うかな? くらいのものだった。
↑でも、めっちゃ雑なケン◯ッキーのお店とかあって面白かった笑
諸事情あってしばらくひとり行動してたけど、途中で一緒に行った友人と合流したので、有名なホワイトテンプルーとやらを観に行こうという流れに。
そこで捕まえたタクシーのおっちゃんが「ホワイトテンプルー以外にもいろいろあるよ。ブルーテンプルーもあるしビッグブッダもある。バスを待ってたら回りきれないから、僕が専属タクシーやってあげるよ」とノリノリで申し出てくれて値段も相応な感じだったので、一日かけて3つくらいお寺を巡りました。
◯ホワイトテンプルー
チェンライの有名スポットといえばホワイトテンプルー。わたしは現地に行くまで知らなかったけど、タイに興味がある人は結構知ってるらしい。
名前のとおりすべてが白いお寺でした。無数の鏡が装飾として使用されていて、日中はそこに陽の光が反射してまさに光の世界。
入り口の足元には地獄が表現されていて、こちらに伸びる無数の手やその餌食になった髑髏に囲まれながら進んでいくことになります。
地獄を通り抜けたら、そこから先は天界。
どこもかしこも真っ白で、あちこらこちらに細かい光の粒が煌めいて現世ではないみたい。
中には巨大な仏像が置かれた部屋もあって、そこでゆっくりお祈りできるようになっていました。
気も澄み渡っていて、すべてが洗い流されて浄化されるような空間でした。
◯ブルーテンプルー
真っ白な光に包まれた後はブルーテンプルーへ。
これまた名前のとおり、すべてが真っ青なお寺です。
こちらは入り口で仁王像がお出迎え。
中央の御堂(?)の中には、真っ青な仏像が鎮座していました。
音楽も流れてるんだけど、なんていうか、狂気の世界って感じだった。
タイが微笑みの国と呼ばれる理由は、ホワイトテンプルーのような完全なる清浄を表現する一方で、ブルーテンプルーのような狂気も抱擁できるその懐の広さにあるんじゃないかなと思いました。
ブルーテンプルーの方は出口に地獄が表現されていて、ホワイトテンプルーとの対比が興味深かったです。
◯ビッグブッダ
最後に訪れたのはビッグブッダ。白く巨大な仏像が宙に浮かぶような形で祀られています。
この日は本堂までの階段に大きな犬が3匹座り込んでいて、まるで番犬のようでした。
近づいてみるとビッグブッダの下はお祈り用の空間になっていました。仏像の真下に入り込んで祈れるの面白い。
ビッグブッダの手を拡大して見ると目玉のマークが……
これってどういう意味なんだろう? 仏眼?
教えて、仏教に詳しい人!
夜になるとビッグブッダの背後に三日月と金星が輝き始めて、一層神々しい雰囲気を放っていました。
そろそろ帰ろうかという空気になったところで、近くにタワーのようなものを発見。めっちゃ気になる。
「定時だからそろそろ行くよ」と急かすおっちゃんに「最後にあれ見たい」と駄々をこねて、「3分だけだよ」と時間をもらった。
中は映してないけど、フロアごとに一体ずつ種類の違う仏像のようなものが祀られていて、ひとりずつ神様と対峙していくような不思議な気持ちになった。
最上階で窓を開けてビッグブッダを拝む。近い目線で眺めるビッグブッダはまた格別でした。
一階ずつじっくり見たから3分どころじゃなかったけど、「オッケーオッケー! アイムカムバック! スリーミニッツ!」って親指を立てて見せたら、『こいつぅ〜』みたいな顔で頭を叩くジェスチャーをされました笑
そんなわけで、見どころ満載のお寺巡りとなりました。今回は行けなかったけど他にもおすすめの観光スポットがあったみたい。ひとつずつじっくり見てたらとてもじゃないけど一日じゃ回りきれなーい!
以上、突撃タイレポ・タイの京都で寺巡り編でした!