前回の続きのお話になります。
黒滝村に泊まった翌朝はススキで有名な曽爾高原を目指しました。
今のススキのない時期に行けば新緑の高原が拝めるかもしれないというのが私の目論見です。
以前、ススキの季節に来たことがあるという妻のすすめで、まずは美味しい米粉のパンが食べられるお店に向かいました。
ここまでは良かったのですが……
いざ、高原をめざそうとしたところで、妻が「ここから歩けるはず」と言い出しました。あの手この手で諦めさせようとしたのですが、頑として引きません。
前に来た時も歩けたからと強気です。
仕方なく従うことにしたのですが……
自然道は結構な険しさです。
しかも、すぐに小雨がぱらつき始め、ついには雷まで鳴り出しました。
妻もとうとうあきらめたので、車で高原の駐車場まで移動しました。
そこからは本当にすぐです。
夏の高原は広々としていて気持ちがいいですね。
誰もいない新緑の世界で思いっきり空気を吸い込みました。
とは言っても、パンで膨れたお腹の隙間にですが。
曽爾村は、最近、近隣都市からの農地付期限付きの半移住に人気が集まっているようで、抽選の倍率がすごいそうです。
大阪から日帰りできる距離なのに、大自然の中で暮らせることには私も憧れます。
次はススキの季節に来よう……と言いたいところですが、混雑している場所がが苦手なので難しそうです。
私にとっては新緑に覆われた人気のない高原が最高でした。