昨日、妻が「2016年柏原シティーキャンパスマラソン」の一般女子・3kmの部に出場しました。私も、荷物持ちとカメラマンを兼ねて応援に行ってきました。
会場となっている大阪教育大学のキャンパスまでは、最寄の近鉄大阪教育大学前駅から山に向かって坂道を登って行かなくてはなりません。途中、「敷地内にある」野外エレベーターを2つ乗り継ぎ、さらに5分くらい歩いた末にようやく目的地に到着しました。
↑見て下さい、この急こう配を!
妻も私も大阪教育大学に足を運ぶのは初めてだったのですが、あまりの自然の豊かさに二人とも感激しました。
思わず「こんなにええところやったら、俺も大阪教育大学に進学しとけばよかった!」と後悔したくらいです。(私の受験生時代を知っている人からは、「どっちみち試験通れへんかったやろ!」という突っ込みが入りそうですが(笑))
会場に入り、開会式に参加するため選手の列に並びに行った妻と別れて、私はグランドの中央付近でカメラを構えました。応援に駆け付けた人の中には、芸人の「女と男」や「ランナーズ」、最近はやりのゆるきゃらなんかもいました。
――と、ここで事件が起こりました。
開会式が終わったらカーディガンを預かる約束をしていたのですが、肝心の妻の姿が見つからないのです。焦って探し回るうちにやっと合流したのですが……。
顔を見ると明らかに怒っているのです。これは「ヤバイぞ」と思って構えると、
「なんで最初におった場所から動いてるのよ!」と幼稚園児並みに叱られてしまいました。とほほ……。
↑この怒りの感情のままスタートしました……
それがよかったのか、結果的に準優勝を勝ち取るという快挙を果たしました。10秒の僅差で1位の方に負けてしまったのですが、すごいのは、その相手が地元の高校の陸上部に所属する短距離選手だったということです。
妻は表彰台でメダルや表彰状を受け取り、先に紹介した芸人の方たちと一緒に記念撮影までしていました。
おそらく、私がスタート直前に妻の逆鱗に触れていなければ、ここまで好成績を残すことはできなかったと思います。やはり、怒りは人間に思わぬ力を与えるものだと思った今日この頃です。
《追伸》
このまま掲載すると、また叱られてしまいそうなので、もうすこし付け加えておきます。妻は、「今回の成果は、毎日家の周りのちょっとした坂道コースをランニングして鍛えてきた賜物」だと申しておりますので、実力が99%、残りの1%が怒りのおかげということでよろしくお願いします。