思い出の重箱、花の重箱

先日、妻と二人で兵庫県立フラワーセンターへ行ってきました。

実はここ、ちょっとした思い出の場所でもあります。

 

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初めて訪れたのは今から約35年前、妻と結婚した直後でした。

この時は私の母と妻と3人でした。

当時はベゴニアが大人気で、帰りにベゴニアの鉢植えを買ったことを今でも覚えています。

 

二度目はいつかの春の初め、子どもたちと一緒に旅行がてら訪れました。

息子が二歳になったばかりの頃だったのですが、なんと、旅中に風邪を引いてしまいました。

吐き戻しの症状がひどく、『水を飲むから吐いてしまうんじゃないか?』とイラついた私は思わず「水を飲むな!」と怒ってしまいました。それに対して、「飲まな、治らへんねん」とたどたどしい言葉で訴える息子。

当時は何をわけわからんことを言うてんねんと思っていましたが、いまふり返ると、脱水症状の危険もありますし、水を飲まな治らへんというのは、確かにそうだったのかもしれません。

当時のことはいまだによく妻から「あの時は本当にかわいそうやった」と蒸し返されます。

 

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あれからうん十年、今年は夫婦二人で訪れました。

途中、夕日がとてもきれいだったのが印象に残っています。

 

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季節もあってか、温室のポインセチアはひときわ華やかでした。

おかげ様で一足早いクリスマスを満喫することができました。

 

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今回は初めてバラ園の方もめぐりましたが、種類が多く、どれも美しく咲いていたので、妻の悲鳴がかなり五月蠅かったです。

 

最後に、花の重箱を楽しんで、新しい年を迎えていただければと思います。

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